kirigaya 最近は台風が訪れるたびに、季節は秋に移ろいつつあります。少し前のことになりますが、まだ夏真っ盛りといった感じの９月10日に逗子海岸で「湘南オープンウォータースイミング」が開催されました。
オープンウォータースイミングの大会は全国各地で開催されていますがその中で最大級の参加者を誇っているのは、ここ逗子海岸の大会だということをご存知の方は多分少ないのではないでしょうか。
コロナ感染拡大の影響もあり、今年３年ぶりに開催ができました。
当日の参加者は1,100人にのぼり、クラスごとの受付順にレースが展開されました。逗子海岸大会の最大の呼び物は、逗子海岸から江の島に向けて10ｋｍを泳ぎ切るクラスだったのですが、残念ながら今年はこの種目の実施が出来ませんでした。
理由は２年のブランクの間に出場選手へのサポート体制が整わなかったからです。通常の運営体制としては日体大のライフセービングチームが選手をガードするために泳ぐ人とボードでサポートする人たちが隊列を組むのですが、大会中止の間に経験のある先輩から後輩へと技術の伝承が出来なかったようです。再度この体制が整うまでは安全のために10ｋｍ種目は行うことができないかもしれません。
過去出場した友人に聞くと、逗子湾を出ると一気に波が高くなり、泳ぐには相当の体力と経験もいるようです。全国からこの種目に掛けてエントリーする人も多いのもうなずけます。
今年は残念ながら湾内のコースのみになりましたが、早く江の島コースが復活されることを祈ります。
このような大会が逗子で行われて、全国から出場選手や応援する人々が海岸に訪れ、ますます逗子海岸が賑わい活性化することを目指し、逗子市としても全面的に応援しています。
また来年、皆様が逗子海岸にお越しいただけることをお待ちしております。